2014年10月17日

カテゴリーから抜け出す

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大好きな本屋さん「読書のすすめ」の清水克衛店長が、最近口にしている粋な言葉があります。

「ウチは本屋じゃなくて『読書のすすめ』なんだよ」

深いなぁ。胸に突き刺さりました(笑)。今からの季節は毎週、店内で鍋の会を開き、店内に置かれたビールサーバーは年中フル稼動。ベストセラーなんてありゃしない。最近、コミックもやめたとか。

「おじゃまします!」
「ご馳走様でした!」

そんな言葉が飛び交うお店……確かに、もう「本屋」というカテゴリーには収まらない業態になっています。いつも人が集まるお店、いろいろな人たちの「人生」が寄り添うお店。

ここに大きなヒントがあると僕は思っています。カテゴライズされない空気感。これ、これからめちゃくちゃ大切になってくる「在り方」だと感じます。「在り方」とは、字の如く存在の仕方、ですよね。

「ウチは出版社じゃなくて『サンマーク出版』です」
「私は編集者じゃなくて『鈴木七沖』です」

なんだか、よくないですか?

カテゴリーから抜け出す「在り方」……これからますます広がっていくでしょうね。間違いなく。

そうやって、僕たちは「みんな違って、みんないい」の世界へと近づいていくのでしょう。

※アップした写真は最近手がけた喜多川泰さん最新作『One World』の別丁扉より。