アレンの思想を深く知るための1冊

『「原因」と「結果」の法則② 幸福への道』

「原因」と「結果」の法則2「私は、ある本を書きたいと考えました。人々が――たとえ裕福な人でも、貧しい人でも、学歴のある人でも、ない人でも、精神論者でも、唯物論者でも――彼ら自身の内側で、真の成功、真の幸せ、真の豊かさの源を発見し、それを育むのを手助けするための本をです」

この作品は1907年にイギリスで刊行されたそうですが、じつはアレンの処女作『From Poverty to Power』の中に本書『The Path to Prosperity』が含まれていることがわかりました。つまり1902年に刊行された『As A man Thinketh』(邦題:「原因」と「結果」の法則)よりも先に書かれていたことになります。確かに、私たちの内面にある「思い」がいかに大切なのかが詳しく書かれている本書を先に読み、その後『「原因」と「結果」の法則』を読むことによって、より深くアレンの思想に触れることができるかもしれません。

「幸せは、内側で完璧に満足している状態です。それは、内なる喜びであり、平和であり、それが存在するとき、心のなかからは、あらゆる身勝手な欲望が排除されます」

2004年1月15日 初版発行
ブックデザイン●櫻井浩