当代きっての実業家「師弟」が綴る初の共著

『器』

器「自分の花をしっかり咲かせることも大事だけど、それができたら、今度は相手の花を咲かせるお手伝いをする。そうやって、いろんなところに花を咲かせるの。自分ばっかりが咲いてちゃだめなんだよ。自分もしっかり咲いて、さらにまわりにも花を持たせる。それが俺は器量だと思うんだ」

『器』というシンプルなタイトル。ましてや斎藤一人さんと一番弟子の柴村恵美子さん初の共著ですからね。身を引き締めて志事に取り組みました。いただいた原稿を拝読してみると、上記のような一文が。「自分もしっかり咲いて、さらにまわりにも花を持たせる。それが器量なんだよ」その言葉にグッときました。じつに一人さんらしい言葉です。

人間の「器」って、形があるものではありませんし、目にも見えません。ところが、生き方や立ち居振る舞いのちょっとしたところに、その人の器量が表現されます。一人さんが書いてくれたように、いかにして自分の花を咲かせ、そして人様の花を咲かせるお手伝いができるか……。一人さんが書いた「仁義」という詩の世界にも通じます。

そして、「器」を大きくするには、いつも“上気元”でいなさい、と。一人さんは“機嫌”ではなく“気元”と書きます。それを上に上げなさい、それは自分の力でやりなさい…と付け加えます。己の「器」を大きくするための方法、大切なのは「意思」だとおっしゃっています。意思を定める。意思を強くもつ。本書を読めば、深いところでわかります。できるなら、くり返しお読みください。

2012年5月30日初版発行
ブックデザイン●渡辺弘之

斎藤一人&柴村恵美子著
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